イタリア

2014年 イタリア ローマ

イタリア、ローマはとにかく日本人観光客がすりに遭う場所として有名です。
日本から直接イタリアに入ったのではなく、その前にポルトガルを旅行してローマ入りしました。或る程度の心構えは、ポルトガルで予行演習したつもりでしたので、絶対に気を付けようと覚悟して観光に出かけました。
トレビの泉へ向かう途中の路上のことでした。イタリア人とは違う雰囲気の子供と少女たちがうろうろしているのが気になりました。
東欧の国を旅行中に良く見かけた「ロマ」(ジプシー)であると私にはすぐ分かりました。
でもさすがローマの「ロマ」は身なりがきれいで、本来なら黒髪なのですが髪の毛を金髪に染めているのも分かりました。
目鼻だちが険しい特徴は隠せないのと何かきょろきょろと視線が定まらない行動の特徴はピンときました。私たちは夫婦と小学生低学年の息子と3人で歩いていました。
その時、夫と息子が手をつないで歩き私は少し離れて後ろを歩きました。よもや、と思ったら案の定、年上の女の子は夫の背中のリュックサックに手を伸ばしました。
後ろから大きな声で「NO!NO!NO!Police!Police!」と叫んで手を振り払いました。
全く油断も隙もありません。
それまでも治安の悪い国などを旅行しましたので、3人家族では、3人並んで歩かないということは何となく身についていたので助かりました。
リュックは体の前にというのも常識なのですが、こんな驚く経験をしました。