2013年 トルコイスタンブール

私は男性、25歳で営業職をしておりますサラリーマンです。
学生時代のトルコ旅行の際の話です。大変恐ろしい経験をしました。
私は学生時代、趣味が海外旅行で様々な国の世界遺産を回ることでした。学生最後の卒業旅行として、同じ大学の仲が良いメンバーと卒業式前の2月に行くことにしました。滞在日数は1週間ほどでした。
3日目にトラブルは訪れました。お昼頃観光していると、吐き気や腹痛が私を急に襲ったのです。前日に雨が降っていたため、おそらくそれで風邪をひいたのだと思いました。その日の夕方、ホテルに帰った時、私はベッドに寝込みました。今まで、海外で食あたりになったことはなく、トルコは衛生面でも今まで訪れたカンボジア、タイ等より高いと感じたため、食あたりの可能性は低いと考えました。私は今までの人生の中で一番熱があったと思います。が私を襲いました。その時期というのは、エボラ出血熱が流行りだしてから2年ほど経った時期です。とはいえ、まだまだ終息状態ではなく、トルコの空港はアフリカの方々も出入りします。もしかしたら、エボラ出血熱かもしれないと疑い始めました。自分の人生はトルコで隔離され、日本に帰れず、ここで終えるのかと思っておりました。友達は薬を持っておらず、ドリンク等もなかったです。そんなとき、同じグループの40代ぐらいの女性が日本の風邪薬とドリンクをくれました。その女性の顔を見た瞬間、心の不安がすっとなくなり、私は体調は優れないながらも眠りました。その後の旅行も私の体調は変わることはなく、苦しまみれに観光を楽しみました。そして、旅行も終え、日本の空港のゲートを通る瞬間です。まだ熱っぽい私はゲートのサーモグラフィー検査でひっかかるかもしれないと思って、心配しておりました。問題なく通過しました。
旅行へ行くときは必ず日本の薬を持っていきましょう。現地で買うこともできますが、緊急の際は、対応ができません。