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外国での衣装は・・・

2005年 ドイツベルリン

私は当時、ベルリン市内中心にある日本食レストランで働いていました。先輩の中にひとり、関西出身のガラの悪い男性社員がいました。確かに仕事は出来る人でしたが、東京出身の私にはまず、関西弁に抵抗がありました。何気なく注意されたひとことも、方言を聞きなれていなかったため、ものすごくキツク聞こえたのを覚えています。
その先輩は目つきが鋭く、私服スタイルは革ジャンがメインで、吟味して買い揃えたレアもののシルバーアクセサリーをいくつも身に付け、足元には必ずブーツを履いていました。バーテンダーの経験もありお酒にとても詳しい人でしたから、夜な夜なお洒落なお気に入りのバーを飲み歩いていました。
ある朝、朝礼に先輩の姿がなく、開店前の準備に追われるレストランはザワザワしていました。もともと無断欠勤が目立つ人でしたが、その日はアパートに電話しても連絡が取れませんでした。あきらめかけていた頃、警察から電話があり、先輩が入院保護されていることが分かりました。
話によると、前の晩に暗がりで地元のチンピラに絡まれたらしいのです。迫力ある関西弁と鋭い目つきで威嚇したらしいのですが、複数の相手に取り囲まれてボコられたあげくに金品を奪われたとのことでした。
楽しみや期待の大きな海外旅行ですが、事前にしっかり情報集中をし、高級・派手な服装は避け、身に付けるバッグなども、ブランド品などは避け、カジュアルで地元住民に溶け込むような恰好で出歩く方が、事件に巻き込まれるリスクを回避できるでしょう。先輩の巻き込まれた事件から学んだ教訓は、我々レストランスタッフにとって、とても説得力のある生きた教訓となりました。

ドイツ・フランクフルトでトルコ系移民?

ドイツ

1997年 ドイツ フランクフルト

フランクフルトの空港に夜、到着したので、そのまますぐにホテルでチェックインをした後、夕食を食べに出かけました。
その帰り道に、たまたま地下道があったので、そこを通って帰ることにしました。

都会でしたが、地下道の中は暗く、怖い雰囲気がありました。
しばらく歩いていると、トルコ人らしき若い男性数人が声をかけてきました。
どうやら、私たちをナンパしに声をかけたようでした。
彼らは英語でもドイツ語でもない発音でした。

しかも見た感じ、目がいっちゃってる感じがしました。
単なる酔っ払いというよりは、ドラッグをやっているという感じでした。
私たちは無視をして、そのまま足早に進んで、彼らの場所からすぐに立ち去りました。

後方で私たちに向かって声が聞こえてきましたが、そのままさっさと進んで、地下道から出ました。
地下道が良くなかったのか、夜のフランクフルトの繁華街が良くなかったのかはわかりません。

しかし、日本ではドラッグをやっている若者見かけることはありません。
海外ではこれが当たり前の世界なのかと思うと、怖くなってしまいました。

日本人が海外で事件に巻き込まれるニュースをたまに目にします。
旅行中でも気を抜かずに、安全対策をきちんと取ろうと強く思いました。