フランス

2010年 フランス パリ

我が家では毎年のように、親族と友人のグループで旅行しています。
パック旅行が厭なので、たいていはフリーを選びますから、好きな時間に好きな場所を訪れることができて、満足度は高いのです。
今までに危険な目にあったことがなかったのは、幸いだったことを痛感した事件発生でした。
大都市ではスリの被害にあうことを、旅行用パンフレットや旅行社ではくどいくらいに説明しています。
大昔の農協団体旅行では、腹巻にお金やパスポートを入れていた、と話には聞きますが、すっかり海外旅行に慣れてしまった私達は、最後の日をのんびりと過ごしていました。
パリの地下鉄はスリの横行する危険な場所なのに、最後の日程を楽しむためにゆったり気分で居たことが、スリに狙われる大きな理由になっていたのでしょう。
主人の友人のとても太っていたEさんが、一人離れてドアの近くでぼんやりしていたときのこと。
周りに何人かフランス人の男女が居て、主人は「なんだか危ない」と感じて声を掛けようとしたとき、駅について扉が開き、数人の客が降りました。
「おい、カバンは大丈夫か」と聞くと、肩から斜め掛けにしていたカバンの中を確認して「あっ、やられた」と一言。
電車は発車していますし、もちろんスリは見事にドロンしています。
財布(カード入り)、バスポートがなくなっていて、控えは取ってありましたし、午後早い時間帯だったので大使館に駆け込んで、急遽仮のパスポートで次の日無事に帰国はできました。
地下鉄は要注意と聞いていたので、他の人たちは固まってグループで行動していましたから、一人ぼんやりとしていた彼が狙われたのでしょう。
バッグに大切なものを入れてのぼんやりは、大都市の人ごみの中では厳禁ですね。