リバプール・ライムストリート駅でいい話
リバプールの中央駅。
リバプールライムストリート駅。
ロンドンからもマンチェスターからもこちらの駅に到着します。
ロンドンからはユーストン駅発のかっこいいヴァージントレインが便利。2時間半くらいです。
ライムストリート駅の周りはPubがたくさん。
その中でも私はこちらをチョイスWETHERSPOONです。
というのも、こちらのPubでは、ある思い出が・・・
リバプールの街を二分するサッカーチームといえば、リバプールとエヴァートン。
マージーサイドダービーと呼ばれるダービーはいつも熱い。
そして、こちらの店はエヴァートンのファンが多めに集まるPubです。
4年前のある日、私はこのPubで一人飲みをしていました。
その日はエバートンの試合の日。
荒くれ者たちが熱狂してました。
こちらのPubはカウンターのアルバイトさんは、恐らく学生さん。また、多くが女性です。
荒くれ者相手にきびきびと仕事をこなしています。
当然キャッシュオンデリバリー方式なので、
私も荒くれ者に混じって注文の順番を待ちます。
そのとき、荒くれ者の大柄なおじさんが、
何か女性スタッフに言いました。
たぶんですが「日本人なんて後にして、先にオレにビールよこせ」だと思います。
もっと汚い言葉だったのかも。
その時、女性スタッフが何かを言い返しました。
リバプール訛りがきつい二人のやりとりは、英語苦手な私にはなかなか難しく、ほぼ理解出来なかったのですが、
ひとしきりやりとりが終わった後、おじさんが私に一言「すまなかったジャパニーズ。謝らせてくれ」と言ってきました。
私は「問題ないよ」と返答しておきましたが、女性スタッフの勇気に感心。
私「ありがとう」 女性スタッフ「当然のことよ」
どこの国でも共通する正義感ってあるんだなと思いました。
旅で記憶に残るのはいつもこういうこと。ですよね。
人に会いに行こう。