ロンドンの市内交通

   DSC05483

今回の渡英は5月。写真は夕焼けのビッグベン。この夕焼け、実は22時くらい。5月下旬のロンドンは、びっくりするくらい日が長くて、寝不足になってしまいます。でも、観光にはもってこいです。

DSC05441DSC05440DSC05442

ヒースロー空港からロンドン市街地に出る方法は、いくつかあります。バス、地下鉄、最近はロンドンパディントン駅に直行の「ヒースローエキスプレス」も登場しました。ただ、地下鉄(UNDERGROUND)ピカデリー線に乗って、一本でロンドンのど真ん中「ピカデリーサーカス」まで行けるので、個人的には地下鉄で全く不自由を感じません。最近はロンドン市内交通でもICカード化が進んでいます。こちらがロンドンのSUICA(ICOCA?)、「oysterカード」です。牡蠣カード?よくわかりませんが、覚えやすい名前ではあります。チケット窓口で「オイスターカードプリーズ」で通じます。デポジットは£3。現在£1=¥150位なので、SUICAと同じくらいですね。写真のような専用ケースももらえます。こちらのoysterカード。購入することを強くお勧めします。便利なのはもちろんなのですが、なんと、こちらのカードを使って運賃を決済することで、運賃が割引になります。しかも、その割引率がハンパじゃない。ロンドンの市内交通はゾーン制ですが、市中心のゾーン1内で乗車する際、通常£4。カードなら£1.60。半額以下!!っていうか、通常料金が異常に高い!!ちょっと乗って600円って!!また、ゾーン1,2で使用できる1日券が£5.30と大変お得。しかも、オイスターカードで乗車すれば、その日の合計額が£5.30に到達した時点で、それ以上料金を引かれることはありません。とても良心的。ここまで地下鉄利用を優遇するのは、とにかく車の通行量を減らすことに苦慮しているからなのでしょうね。ロンドンでは、普通に切符を買って地下鉄に乗ってはいけません。

DSC05448 DSC05450 DSC05499

DSC06760DSC05568  DSC06763

ロンドンの地下鉄。通称TUBEです。SUBWAYはアメリカでの呼び名。イギリスではUNDERGROUND、またはTUBEと呼びます。ラインカラーはありますが、どの線も列車の外見はこの赤と白と青に統一されています。ちなみに左上の列車はより屋根が低いタイプ。左の列車は屋根が高めのタイプです。なんと言っても、特徴はこの丸い屋根。トンネルをこの形に掘っちゃったんだから、車両もこの形。TUBEの名前の由来にもなっています。とくに屋根の低いタイプの車両はドアの半分強のあたりからドアが曲がっています。窮屈そうです

DSC05447

軌道は、まさかの第4軌条が存在します。2本がレール。真ん中の1本と外側の1本が電気を供給します。初めて見ました。これが影響しているのかどうかは解りませんが、けっこう揺れます。

DSC05703 DSC05504

ロンドン地下鉄の駅名表です。最高にクールなデザインだと思います。ホテルをEARL’S COURT駅の近くに取りました。ヒースロー空港からピカデリー線で一本。ディストリクトラインにも乗り換えでき、良いPubもあり、気に入りました。なにかとピカデリー線を使うことが多いので、初めてのロンドンの時は、ホテルはピカデリー線沿いにするのをおすすめします。

DSC06764

車内の様子。イギリス人には狭いですよね。

DSC05704DSC06727

出口は「EXIT」かとおもいきや「Way out」です。ちなみにエスカレーターは「keep right」でした。関西スタイルがロンドンスタイルのようです。

DSC05463 DSC05508

ロンドンの2階建てバス。最近の2階建てバスは綺麗なんですね。以前訪ねたときはボロボロで後ろからも乗れるバスがあった気がしますが、最近のは「前乗り中降り」です。2階に行きたければご自由にどうぞ。一番前は絶景ですぞ。

DSC05458

ロンドンの人は華麗に信号無視をします。歩道、車道、サイクリングロードなど、細かく分かれているので、異邦人の私にはけっこう怖いです。そんな人の強い味方。どちらに注意すればいいか横断歩道に書いてあります。

DSC06403DSC05486 DSC06386

トラファルガー広場。大観覧車「ロンドンアイ」。テムズ川沿いに佇みます。その横は水族館です。そしてピカデリーサーカス。

DSC05501 DSC05502

夜はPubで。オーダーの仕方は簡単。カウンターに行って、飲みたいビールを告げ、その場でお金を払い、適当なところで飲むだけ。座っても良し、テレビを見ても良し。たばこを吸う人は店の外でワイワイガヤガヤ。カラオケも最近はあります(個人的には嫌ですが)。もしかして、日本の居酒屋より入りやすいかも。言葉が通じなくても、コンク(ビールのポンプ)を指さして注文すればオッケー。ビールの種類はエール=イギリスのビール ピルスナー=日本で一般的なビール スタウト=黒ビール くらい覚えていれば問題なし。単位は「Pint(パイント)」です。ほぼ500mlが1pint。多い場合は「ハーフ」でオーダーすることも出来ます。

DSC06747

リアルエールで乾杯。イギリス人はびっくりするくらい「酒の肴」を食べません。ひたすらにビールだけを飲み、友達と楽しく話します。

DSC05459 DSC06379

Pubの看板はどれも個性的です。セントパンクラス駅の前にSLの看板のPubがありました。

ぐるっと海外鉄道旅行のトップに戻る

Footrail管理人

全国チェーンの鉄道模型店に勤務しています。仕事と趣味を兼ねた旅行を多く敢行しています。せっかくですので自分の仕事にもつながるよう当ホームページを開設しました。旅行記を主にしながら、イギリスの保存鉄道訪問記を「鉄道模型店員の「ぐるっと海外鉄道旅行」」にまとめています。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です