ブリュージュ(Brugge)
ブリュージュという美しい街があるとの情報を仕入れました。「中世がおもちゃ箱にしまわれたような街」との事で、そこまで言われたら行くしかありません。ちょうどユーレイルパスも1日分余っていましたので使ってしまおうかと思います。ベルギー国鉄は赤茶色?が多いようです。円の中に「B」がマークです。
ガンガン落書きされています。かわいそうになります。グラフィックアートですが、ヨーロッパを席巻しています。どこの都市に行っても個性のないグラフィックアートばかりです。心もすさむような気がします。日本はよい国です。BRUSSEL-ZUID駅を出発。ユーロスターなども発着するブリュッセルの一番大きな駅です。他に北駅、中央駅があります。
1時間かからないくらいでブリュージュに到着しました。日曜日だからか車内は観光客で混み合っていました。
ブリュージュの街です。とてもかわいらしい街でした。「中世」という感覚がどういう物かが、日本人の私には少し難しい所ですが、レンガの一つ一つが小さかったり建物がゆがんでいたりで、何となくはわかった気がします。
石畳です。独特の扇形の文様を描いた石畳。ジオラマ制作の参考になりそうです。案外、こういうちょっとした所のほうが「ヨーロッパらしい建造物」なんかより「ヨーロッパ感」を出せたりするんですよね。
観光地につきものの運河です。多少そういう「観光地な感じ」が漂う街ではありますが、観光客が訪れるような所以外にもしっかり地元の人たちは生活をしていて、好感の持てる街でした。
街の中心。マルクト広場と、鐘楼です。鐘楼はちゃんと現在も、時が来ればガインゴインと街に響き渡ります。オルゴールのような仕掛けでした。鐘楼の上から眺めるブリュージュの街は、青空も相まってとても素敵でした。オレンジ色の屋根、屋根、屋根。フィレンツェのドゥオモに匹敵するくらいの絶景です。
移動遊園地でしょうか。広場が遊園地になっていました。ヨーヨー釣りかと思ったらアヒル釣りでした。ポイント制でしょうか。残念ながら景品がびっくりするくらいに、ぐっと来ませんでした。
こちらブリュージュの駅です。特になんて事はない駅でした。北欧の方の列車がこんな形だというのはどこかで見たのですが、ベルギーでもゴムクッション型の緩衝器を持った車両が登場していました。車両が走り出すときの衝撃ってそんなに気になる物でしょうか。日本ではガシャガシャ言わせながら発車、停車しますよね。
でも、ヨーロッパ鉄道のバッファっていいです。