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警察官が多いということは・・・

2017年 イタリア・ローマ

イタリアのローマには、女二人の女子旅で行きました。一緒に行ったのは高校時代からの友人で、私も彼女も海外旅行に行くのは年に1~2度程度なのですが、滞在都市が1か所、5泊7日とそんなに長期在籍ではないので、思い切ってツアーではなく個人手配の旅でした。事前の調査というか、一般常識としてイタリアは財政が苦しく失業率が低下しており、市内の様子も治安が良くないということは認識していました。しかし、百聞は一見に如かずというか、思った以上にローマ市内の治安は良くありませんでした。まず、ローマのセントラルステーションには明らかに異臭のする浮浪者が多数いて、正面出入り口以外は排泄物の匂いが漂うところも多々ありました。切符を買おうとすると、案内のようなことを勝手に始めて金銭を要求してきます。これは無視したら大丈夫でしたが、駅員などは誰も注意には来ませんでした。そのくらい日常的なことなのかもしれません。また、バチカンを始め、教会などの前はとても安全で綺麗なのですが、一歩離れると、不法滞在者風のアクセサリー売りの若者がたむろしてる通りなどがありました。
そういった道は避けるか足早に通りすぎるのですが、若い(・・・若く見える)日本人観光客はカモに見えるのか、手にブレスレットのようなものを無理やりかけられ、それを(壊さないように)そっと払い落としたのですが、イタリア語か何語かわからない言葉でまくしたてられたときは冷や汗が出ました。
ローマ市内には日本では考えられないくらい多数の警察官が常にパトロールしていて安全そうなのですが、裏をかえせばそれだけスリなどの観光客を狙った軽犯罪が多いということだと思いました。

お父さんのおかげで

2009年 フランス・パリ

旅行で行ったパリの人通りの少ない路地を父と二人で歩いていた時です。まだ到着してすぐで、パリの街並みに酔っていました。
歩いていると中年くらいの痩せた男性とすれ違いました。そしてすれ違ったあと振り返って呼び止められ、私が何か落としたようだというようなジェスチャーをされました。
人を疑うなんてこと、日本ではほとんどありませんから、私も何か落としたのか、ご親切にと思い、一緒に道路を探していると、男性がコインを拾うそぶりをして近づいてきました。
その瞬間父が私を連れて早足で路地を抜けました。
後から冷静に考えるとおそらくスリだったのだと思いました。
財布を出していたらとって逃げられていたかもしれません。
その後行ったスペインのバルセロナでは道沿いにあるレストランのテラス席で食事をしていた人のかばんが、その人が食事している隙に、その人の目の前で道側からとられ犯人が走って逃げていきました。すぐさま取られた女性も追いかけていきましたが、おそらく逃げられてしまったようです。
日本ではお手洗いに席を外したとしてもそんなことまず起きませんが、海外ではちょっとでも油断したらすぐに狙われるんだと痛感しました。
ただ街を歩いて食事をするだけでも、どこで狙われているかわかりません。念には念で注意が必要だと学びました。

ミサンガを勝手に

2008年 イタリア・ローマ

新婚旅行でヨーロッパへ行きました。
最終国がイタリアだったのですが、ローマのトリニタ・デイ・モンティ広場を訪れた時のことです。
ガイドから離れて主人と二人でウロウロしながら写真を撮っていたのですが、急に外国人が現れて写真を撮ってあげるとジェスチャーで伝えてきました。
断ろうと思ったんですが、相手はニコニコしているしガイドもそばに居なくて結局お願いしてしまいました。
そして写真撮影が終わるとミサンガを腕に勝手に巻いてきました。
「NO」と伝えてもプレゼントといい無理やりつけてきました。
そしてお礼を伝え離れようとするとお金を要求されました。
断っても腕をつかまれてとても怖かったです。
要求された金額ははっきりとは覚えていませんが、高かったと記憶しています。
結局1/3ぐらいのお金を渡し解放してもらいましたが、途中から仲間を呼んで男たちの人数も3~4人に増えていました。
ポケットに手を入れて何か探しているときにはナイフかと思って本当にドキドキしました。
それは結局携帯電話だったのですが。
海外ではタダでものをもらえることなんてあるはずがないとこの時の出来事で実感しました。
これからローマに行く人是非気を付けていただきたいです。

ホテルのボーイが・・・

2010年 香港

会社の慰安旅行でした
女性人は4人一組で行動が原則で、2名づつ一部屋でした
香港に着くと、バスの中で添乗員さんが2~3注意をしてくれます

見ず知らずの人はもちろん、ホテルのボーイさんでも
ホテルのドアを開け無い事
パスポートは肌身離さず持っている事
チップは忘れない事など注意をうけました

そして、ホテルに戻り、寝ようかと思ったその時に
ドアがノックされました
時間は深夜の11:00でした
一体、誰なのか?と思い
一応、ハイと返事をしたら、英語で話しかけてきました
どうやら、Would you like a glass ofwaterと言っている感じでした

が、こんな深夜に水?と思って、なんだかとても怖くなってしまい
No thank youと答えたと思いますが
発音が悪かったのか、なかなか帰ってくれなくて
再び恐怖を感じました

で、次の日、近くのデパートを巡ってました
春節とあってか、赤色のグッズがたくさんあり
なにか購入しようとした時、聞き覚えのある声がしたのです
あ、この声、昨日のボーイさんだと
すぐわかりました

なんでも、ナンパをしてきたようでした
部屋もしられていて、今度は、デパートでばったりなんて
ほんと、怖い、怖さ100倍だと感じました

そんな時、会社の上司が近くを通ったので
事情を説明しました

で、すぐさま、ホテルの部屋も引き払う手続きをしてくれて
別のホテルに女性達4人を移動させてくれました

ステキな思い出になる慰安旅行が
とっても怖い体験だけが残った慰安旅行となりました

トゥクトゥクでガス欠

2010年 タイ プーケット

私は女友達とタイのプーケットへとフリーの個人旅行をしました。格安航空券を使い、そして自分たちでホテルなども手配して、そして自由気ままな旅をすることにしたのです。
空港についてからも、自分たちで足を確保して、そしてホテルを目指し、全て自分たちで何もかも手配していました。
途中まではうまくいっていたのですが、問題は帰りのトゥクトゥクです。タイでは、バイクのような交通手段を使ってそれがタクシーになっているのですが、行きは問題なくホテルまで到着したということもあって、私たちは油断をしていました。
あとは、帰宅をするだけだと思い、適当にその辺にいたトゥクトゥクに声をかけて、そして出発しました。ところが、空港に向かってといったはずなのにも関わらず、行きとは全く違うルートを走り出し、途中で、なぜかガソリンが切れたといって、停止し、そのまま運転手がどこかに行ってしまいました。
英語も通じず、タイ語もわからないので、どこに行ってしまったのかもわからず、また空港の飛行機が出発する時間も迫っているので、どうしたらいいのかと困ってしまいました。
あたりにはだれも見当たらず、ほかのタクシーなども全く見かけず、日本人もいませんでした。しばらくして、たまたまほかのツアーのガイドさんが見つけてくれて、送迎をしてくれて助かりました。

熱、頭痛、腹痛、嘔吐

2013年 トルコイスタンブール

私は男性、25歳で営業職をしておりますサラリーマンです。
学生時代のトルコ旅行の際の話です。大変恐ろしい経験をしました。
私は学生時代、趣味が海外旅行で様々な国の世界遺産を回ることでした。学生最後の卒業旅行として、同じ大学の仲が良いメンバーと卒業式前の2月に行くことにしました。滞在日数は1週間ほどでした。
3日目にトラブルは訪れました。お昼頃観光していると、吐き気や腹痛が私を急に襲ったのです。前日に雨が降っていたため、おそらくそれで風邪をひいたのだと思いました。その日の夕方、ホテルに帰った時、私はベッドに寝込みました。今まで、海外で食あたりになったことはなく、トルコは衛生面でも今まで訪れたカンボジア、タイ等より高いと感じたため、食あたりの可能性は低いと考えました。私は今までの人生の中で一番熱があったと思います。が私を襲いました。その時期というのは、エボラ出血熱が流行りだしてから2年ほど経った時期です。とはいえ、まだまだ終息状態ではなく、トルコの空港はアフリカの方々も出入りします。もしかしたら、エボラ出血熱かもしれないと疑い始めました。自分の人生はトルコで隔離され、日本に帰れず、ここで終えるのかと思っておりました。友達は薬を持っておらず、ドリンク等もなかったです。そんなとき、同じグループの40代ぐらいの女性が日本の風邪薬とドリンクをくれました。その女性の顔を見た瞬間、心の不安がすっとなくなり、私は体調は優れないながらも眠りました。その後の旅行も私の体調は変わることはなく、苦しまみれに観光を楽しみました。そして、旅行も終え、日本の空港のゲートを通る瞬間です。まだ熱っぽい私はゲートのサーモグラフィー検査でひっかかるかもしれないと思って、心配しておりました。問題なく通過しました。
旅行へ行くときは必ず日本の薬を持っていきましょう。現地で買うこともできますが、緊急の際は、対応ができません。

ヒップバッグを後ろに回していたら

バンコクの旅は人生で2回目の海外旅行でした。
女子3人旅で、旅の日程は4泊5日。

初日にタイに着くと、私達は目に飛び込んでくるものや、食べ物が何から何まで珍しく、予定をあれこれと詰め込み色々挑戦をしながら旅を楽しんでいました。

そして2日目、朝早く起きた私達は、朝一なるものに行ってみました。
市場に行く道中で、物乞いにあったりもしましたが、特に危険は感じず、ただまだ貧しい国なんだなとそれくらいの認識しかありませんでした。
市場に着くと、むんとむせ返るような香辛料の匂いとお香の香りが充満してて、異国情緒を感じながら狭い通路を行ったり来たりしながら歩いていました。
人も結構多かったように思います。
そこで私は今だったら考えられないような軽率な行動をしてしまったのです。
当時愛用していたヒップバックを日本で使っていたのと同じように、カバンの部分を後ろに回して歩き回っていたのです。

しばらく見学して、お目当てのものが見つかったので、財布を取り出そうと思った時、ヒップバックのチャックが空いている事に気づいたのです。
もちろんお財布は消えてなくなっています。

頭が真っ白になり、落としたのかと一瞬考えましたが、すぐに盗まれたのだとわかりました。

幸いパスポートはホテルに置いてあったし、カードも持ち歩いてなかったので被害は最小限で済みましたが、現金は結構入っていたので、旅行2日目にして一文無しになってしまい、友達にお金を借りて、節約旅行になってしまいました。
あれからは日本でも田舎でもどこでもカバンは必ず自分の目の前に持つようにしています。
いい勉強代でした。

どの都市も治安はあまり宜しくなく、、、

4年程前に某旅行会社のグループツアーでイタリアを訪れた時の話です。

イタリアには10日間、8都市くらいの周遊ツアーでしたが、どの都市も治安はあまり宜しくなく、ホームレスの方やスリなど怪しい方がたくさんいました。

中でも印象的だった話が2つあるので一つずつ紹介していきます。

1つ目は、ミラノの宿泊先のホテルで起きた出来事です。1日観光を終え、ホテルのチェック手続きをしてるときに、事件が起きました。
ツアーコンダクターの方がチェックイン手続をしている際の話なのですが、手続きをしていたほんの10分くらいの間にツアーコンダクターの方の荷物が全部盗まれてしまったのです。
ホテルのロビーにはツアー参加者およそ20人くらいが荷物の回りにいたにも関わらず、誰も怪しい人やその反抗を目撃出来ないくらいのスピードと手際の良さにビックリしました。

その事件がツアーの初日だったため、ツアー参加者はより荷物や貴重品に対して細心の注意を払うようになり、全10日間のツアーでしたが、誰一人荷物の盗難やスリの被害に会うことはありませんでした。
他にも、観光地の広場には、巧みに日本語を使い、近づいてきて荷物や貴重品を奪おうとするような危ない輩がたくさんいるので、イタリアに行く際は気をつけてください。
どこもいい街なんですが、治安は決して良いとは言えません。地下鉄とかもかなり危険なので要注意です。

カメラやスマホは

2013年 イタリア ローマ

イタリアはスリの被害が多いと友人から聞いていたので準備の段階で簡単には手を入れることができないようなカバンにしたり、貴重品はカバンとチェーンで繋いだりと用心するようにしました。イタリアで一番危険だと感じたのは地下鉄でした。人が多いと隣の人との距離が近いですし、隙を見て何か盗られそうだなと思っていました。車内を見渡していると、遠くの方で子供が観光客のカバンに手を伸ばしているのを見つけて恐ろしくなりました。車内でのスリは無かったのですが、ローマの有名な観光地を巡っているとイタリア人に足を引っ掛けられてこけそうになりました。その時スマホを手に持っており落としそうになったのですが何とか落とさないように握りしめました。そのままイタリア人は走って逃げたのでもしスマホを落としてしまっていたら盗られていただろうなと思います。イタリアでは何となくカメラやスマホを持つことは危険行為だと改めて思いました。また、駅の周りでは黒人は物を売っており、日本人ということでなめられたのかしつこく物を売られました。ついてくる人もいたので完全に無視することをオススメします。中には子供もいるので気になるかと思いますが1人に構ってしまうと周りの子供も寄ってきて大変なことになります。イタリアに行くときは常にアンテナをはり、自分自身を守らなければならないと感じました。

荷物がごっそり

2014年イタリア・ミラノ

某旅行会社のグループツアーに参加して、イタリアのミラノを訪れた際の話です。

夜、ミラノのホテルにチェックインする際、ツアーコンダクターの方がチェックインのために、受付をしてくれていました。
その間に彼の荷物が丸々盗難されてしまいました。
総勢20名くらいのツアー参加者が同じロビーにその時いましたが、誰一人怪しい人物やその犯行を目撃する間もなく意図も簡単かつスムーズな犯行でした。

街中などのスリや盗難はよく耳にして、用心したり、対策をとられる方は多いですが、ホテルの中だからと言って安心せずに荷物や貴重品に対しては常に気を張っていないといけないなと感じた体験でした。

ちなみに、初日にツアーコンダクターの方がこのような被害に遭われたので、私達、参加者はツアー中に誰一人スリや盗難の被害には会いませんでした。