2015年 フランス パリ

私がフランスを訪れた目的はアート関係の仕事でした。
フランスは2回目で、1週間友人宅のアパートメントに泊まる事になっていました。友人も出張で4日間ほど留守にする為、ハウスキーパーの役割も含め滞在しました。

初日は友人もいましたが、2日めからは1人。アパートメントは4階建てで、築80年。フランスでは珍しくありません。エレベーターはアンティークのような柵にになっています。住人の人はあまりエレベーターを使わず、階段を使っていました。友人の部屋は4階です。彼女も初日にエレベーターを使っていました。私は日本でもエレベーターを使っていたので、2日目、仕事から帰り普通にエレベーターに乗ったところ、だんだん電気が薄暗くなり2階なのか3階なのか?止まりました。
私は扉が開くのかな?と気楽に考えていましたが、開きません。そして緊急ボタンも薄暗くて見えないくらいでした。ようやく探しあて押してみたものの、電話がつながるわけでもありません。異国のパリでエレベーターに真っ暗な状態で閉じ込められました。そして、大声を出しても、まったく誰も来ません。私が出れたのは、次の日の朝です。出れた時には号泣でした。
汚い話ですが、もちろんトイレはエレベーターの中でしました。

私の教訓、フランスは古い建物が多く、こういった故障は日常です。健康のため、フランスでは古い建物、人があまりいない場合、階段を使いましょう。