2016年 ミャンマー

私はミャンマーという東南アジアの国に2年間生活をしていました。
ミャンマーという国は交通状況が非常に悪く、車で溢れかえっています。
そのほとんどの車が日本からの輸入車で、トヨタやホンダなどの車になります。
高速道路もなく、車の量が多いので毎日渋滞の状況です。私は車を所持しておらず、移動手段としてはタクシーを使って毎日生活しておりました。
タクシーを降りてからの行動はほとんどが徒歩になるのですが、タクシーを使わずに移動できる際は歩いて移動していました。
そこで反対側の歩道へ移動する時は横断歩道がないので、車と車の間をすり抜けながら、反対側へ移動するのです。日本では考えられないような光景が多く目にします。
二年間ミャンマーに住んでいたので、それが当たり前のような生活になってしまいます。
最初のほうは、その徒歩ですり抜ける、といった事に慣れずに、車の影になっており、四車線の道路で車にひかれそうになった事がありました。
私はその時サンダルで移動をしていましたが、サンダルの先を車のタイヤにかすりました。
その時は本当に心臓がバクバクしました。
交通状況がひどいが故に起こる出来事です。
このような光景は度々目にします。自分の身は自分で守るように、と心掛けるようになりました。