masako様投稿

エスパーニャ広場からカタルーニャ美術館に向かう途中にスリ被害にあった。
一人で歩いていると30代前後の女性が「ニイハオ」と話しかけてきたので無視して通り過ぎようとすると「コンニチハ」と言葉を変えてきた。ふと目が合ってしまったら「ニホンの人ですね」と言い片言の英語で話しかけてきた。「時間がないから」と通り過ぎようとすると「署名運動をしているので国名とサインだけでいい」と言う。高齢者や車椅子の人でも移動できるように公園の階段のバリアフリー化を目指している、その為にも多くの人の署名が必要だという主旨。色々なサインが入ったバインダーを見せられ、「じゃあサインだけなら。お金は無いよ」と応じ適当な名前を書いて去ろうとしたら「ハポネサ大好き!ありがとう!」とハグしてきた。その瞬間、街路樹の下から若いハンサムな男の子も急に出てきて「ハポネサ~」とハグしてきたので驚いて押しのけて早足で去った。
カタルーニャ美術館でチケットを買おうと財布を出したら50€札が1枚無くなっていることに気付く。
財布にリールをつけていることと、札の枚数が少なかったのでその程度の被害で済んだが後味が悪かった。
ほかの都市では細心の注意をしていたのに自分自身に腹が立った。旅行の終盤は疲れで注意力散漫になるので要注意。焦っている時も要注意。この時はたまたま階段を難儀して歩いている高齢者を見かけたのでスリグループの口実がリンクしてしまった。妙な思い入れはつけ込まれる隙になる。
嫌な予感がした時は直感を信じて行動すべき。話しかけられても立ち止まらない。断り切れない雰囲気の時は走ってその場を立ち去るのも一つの方法。