オランダ

1996年 オランダ アムステルダム

当時海外旅行でオランダに行きました。
サッカーが好きだったため、サッカーの試合を見に行きました。10数時間のフライトを終えようやくアムステルダムに着きました。
手続きを済ませ空港から出る為に歩いている時に、周囲からの異様な視線に気がつきました。
明らかに現地の方達が睨む様に私を見ています。
日本人が嫌いなのかなと思って下を向いてやり過ごそうとしましたが、ついに肩を掴まれ現地の言葉で何かわめいています。
一体なんなんだと思っていると服を脱げというジェスチャーをしている事が分かりました。
友人と目を見合わせて泣きそうになっている時に気がつきました。
私はブラジル代表の、友人はドイツ代表のユニフォームを着ていたのです。
飛行機での時間が長い為、ラフな服で行こうと思ってお互い特に考えずに着たユニフォーム。
これが現地の方々のきにさわったようでした。
日本では考えられませんが、サッカー強豪国オランダではそれが当たり前という感じでした。
その場であわてて着替えると皆何事も無かったように去っていきました。
何とか空港から出る事が出来安心しましたが海外では軽率な行動は取ってはいけないなと勉強になりました。
その後は着ていたユニフォームは封印し無事に観戦を終え、満足して帰国する事が出来ました。