オーストラリア

2010年 オーストラリア ブリスベン郊外のクーパールー

語学留学の2日目にしてその危険な出来事は起こりました。
オーストラリアの一部の電車は、各駅停車であってもボタンを押さないとドアが開かないことがあります。
私の当時のヒアリング能力は高くなかったので「この先にクーパールー」なのか「ここがクーパールー」なのか聞き取れず、夜の9時以降に何度もクーパールー周辺を往復してしまいました。
結果、終電となってしまい、3時間ほど歩いてホームステイ先まで行かなくてはならない状況でした。
道には灯りがありましたが、アボリジニの集団が闘争のような状況になっている場所がありそこを避けて歩きました。
また、どんな動物が毒を持っているかの知識がなかったため、大きいカエルなどを見たときは緊張しながら歩いて帰りました。
翌朝、ステイ先の方に尋ねたところ、
「アボリジニの喧嘩の場所は現地人でも避ける。賢い選択ができたね」と安心されていわれました。
歩いている内に、日本のような24時間コンビニの少なさに驚き、また助けが全くない恐怖をしっかりと味わったため、以降乗り過ごすようなことはありませんでした。
ちょっとの知識の違いで大きな変化がある、危険ではありましたが楽しい語学留学の思い出でもある出来事です。