シリア ダマスカスの街を散策。人と出会う。(Damascus Syria)

ダマスカスに到着しました。(2010年10月)

美しい街です。旧市街は1周2kmほど。コンパクトであり、みどころが詰まっています。

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旧市街と新市街があって、こちら新市街の方はそこそこ栄えています。しかし気になるのは「途中まで作って放置のビル」が多いこと。なんでだろ?

 

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ウマイヤドモスク
ダマスクス旧市街のの中心的建造物です。大体人の流れはこのモスクに向かっていますので、人について行けばたどり着くはず。イスラム教徒以外でも、一部の門からは入場が出来ます。とてもピースフルな空間です。祈りを捧げる人、昼寝をする人、井戸端会議をする人。のんびりしていながら厳かな雰囲気もあります。女性も黒いヒジャブを貸してくれるので、それを身につければ入れます。

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だいぶのんびりして、モスクの外に出たら日が暮れていた。

シリア人にガイドしてもらう

モスクを出ると、なにやら演奏会が開催中。アラビア音楽です。興味津々なので、人をかき分けて見に行きました。しばらく聞いていると、ダマスカスの人が嬉しかったのか、いろいろ話しかけてきました。「どうだこの音楽は」などなどそのうち2人からアイスクリーム屋に誘われたのでついて行きました。もうこの頃になると「シリア人に悪いやつはいない」が確立されていました。

シリア人はアイスクリームが大好き。男も女もアイスクリーム屋に集まります。アイスクリームを食べた後は、2人と一緒に夜のダマスカスに繰り出しました。街中を案内してくれた。なんだろう、この優しさは。この人たちが信じる神様(予言者)なら、アラーはきっとすごく良いやつだ。ただ、遺言が曖昧すぎたのだろう。

残念ながらこの二人とダマスカスをまわった写真がほとんどありません。写真なんて撮る雰囲気じゃ無かったからかな。

 

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アレッポの石けんを買いに
アレッポの名産である石けんを買いにスークに行きました。ウマイヤドモスクの南側、スーク・ミドハドパシャを抜けるあたりにスパイスの店が固まるエリアがあるのですが、そこら辺に石けんを売る商店もいくつかあります。スークの屋根が無くなるあたりです。価格交渉はあまり通じないよう。そもそもぼったくりがこの国にはほとんど無い。(タクシーだけ怪しい)その近くにはコーヒーの店もあったので、コーヒーセットも買いました。

ハマーム
アゼム宮殿のあたりにハマームが固まっているエリアがあります。興味はあるけどなかなか入りづらいなあなんて、外からちらちら見ていたら、中に引き入れてくれました。さすがに写真は撮れませんでしたが、内部を見学。大変興味深かった。

アゼム宮殿
ダマスカス博物館のような機能もある宮殿。宮殿自体の装飾や作りもとてもきれいです。

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聖アナニア教会
ダマスカスは歴史的背景からキリスト教の聖地でもあります。地下の洞窟礼拝堂は大変厳かな雰囲気で見学する価値があります。

聖パウロ教会
パウロがユダヤ教徒から逃げるために使った門が教会になっています。カゴに身を隠して外から引っ張って門を超えたとか。

カシオン山に登る
タクシーを捕まえてカシオン山まで行った。ダマスカスは夜景がきれいな街だ。ただし、カシオン山の山頂の方には軍の施設があるからカメラ撮影はNGらしい。アサド大統領の統治は強烈だ。秘密警察もたくさんいるらしい。でも、だからといって不自由は感じなかった。

Footrail管理人

全国チェーンの鉄道模型店に勤務しています。仕事と趣味を兼ねた旅行を多く敢行しています。せっかくですので自分の仕事にもつながるよう当ホームページを開設しました。旅行記を主にしながら、イギリスの保存鉄道訪問記を「鉄道模型店員の「ぐるっと海外鉄道旅行」」にまとめています。

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