パリ・モンパルナス駅
パリの国鉄駅には北駅・東駅・モンパルナス駅・ナシオン駅などがあり、それぞれの行き先によって発着駅が違います。「パリ中央駅」みたいなのが無いんですね。街の中心の景観を壊す事が無い反面、乗り換えが面倒です。ロンドンもパリと同じ。東京は東京駅に大体集約できていますね。ベルリンにも中央駅があって便利です。
今回はモン・サン・ミッシェルに行くのと、ボルドーに向かうのにモンパルナス駅を使いました。
近代的な駅です。長距離路線が多いです。改札がないのが日本の駅との大きな違いでしょうか。
終端駅ですので、こんな感じでたくさんの列車が頭を駅入り口に向けて並んでいます。
ヨーロッパの駅で驚くことは、列車が入線するホームが、出発直前に決まるという点です。みんなこの掲示板を見て、自分の乗る列車が何番線になるか見守っています。番線決定のアナウンスが流れると、重い荷物を持って急いでその番線に移動、アナウンスから5分後くらいに容赦なく閉まるドアに滑り込むという、優しくないシステムになっています。
さらにたちが悪いのは、TGVのこの連結。
TGVは合計で20両編成以上連結することが少なくなく、しかも2編成を連結するので、中間点で車内通り抜けが出来ない仕組みになっています。
しかも終端駅なので、進行方向先頭寄りの編成の座席に当たった人は、ホームが決まった後、ダッシュで少なくとも180mくらいは前方に行かなければ、座席の保証なし。コツや、ある程度の予測が出来るフランス人はともかく、旅行者にはかなり厳しいシステムです。お気を付け下さい。
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[…] パリ・モンパルナス駅から出発します。モンパルナス駅の様子は、こちらをご参照下さい。パリ・モンパルナス駅 […]